マンションの売却で必要な書類とは?媒介契約時と売買契約時に分けて紹介!
2024/05/27
目次
不動産売却には、さまざまな手続きや書類が必要で複雑なため、初めての場合は不安ですよね。
売却手続きをスムーズに進めるためには、事前に準備しておくべき書類を把握し、それぞれの書類がどのような役割を果たすのかを理解することが重要です。
この記事では、マンションを売却する際に必要な書類とその重要性について解説します。
□マンションを売却したい!媒介契約時に必要な書類
媒介契約を結ぶ際には、いくつかの重要な書類が必要になります。
これらの書類は、売却プロセスを進める上での信頼性を確保し、トラブルを防ぐために必須です。
ここでは特に重要な必要書類をご紹介します。
1:身分証明書
身分証明書は、不動産会社が売主の身元を確認するために必要です。
免許証やパスポートなど、公的な写真付きの身分証明書が一般的に要求されます。
2:登記済証(権利証)または登記識別情報
登記済証は、売主がそのマンションの所有者であることを証明する書類です。
この書類がないと、売却手続きを進められません。
3:固定資産税の通知書
固定資産税の通知書は、物件の評価額や税額が記載されており、売却価格の設定にも影響を与えます。
主にこれらの書類を準備することで、媒介契約時にスムーズに手続きを進められます。
□売買契約と引き渡しで必要な書類
マンションの売買契約を締結し、物件の引き渡しを行う際には、複数の重要な書類が必要となります。
これらの書類は、売買の合法性を保証し、所有権のスムーズな移転を確実に行うために不可欠です。
1:身分証明書
身分証明書は、売買契約時に買主に対して売主本人であることを証明するために必要です。
また、司法書士が登記手続きを行う際にも、本人確認のために使用されます。
この書類は、契約の透明性を保ち、双方の信頼を確保するために重要です。
2:登記済権利証(登記識別情報)
登記済権利証は、マンションの所有者であることを証明する公的な書類です。
売買契約が成立した後、この書類は新しい所有者の名前での登記に使用されます。
売買契約時と引き渡し時に、所有者であることの証明として重要な役割を果たします。
3:印鑑証明書と実印
売買契約書に押印するためには、実印が必要です。
印鑑証明書は、その実印が登録されていることを証明する書類であり、契約の法的効力を保証します。
契約書や引き渡し時の登記書類には、この実印を用いて正式に押印します。
4:付帯設備表・物件状況報告書
これらの書類には、物件の具体的な状態や設備の詳細が記載されています。
売主はこれらの書類を通じて、物件の現状を正確に買主に伝える責任があります。
これにより、売却後に「いった・いわない」のトラブルを防ぎます。
5:預金通帳
マンションの売却代金の支払いは通常、銀行振込で行われます。
そのため、売主は買主に振込先の口座番号を伝える必要があります。
通帳やそのコピーを用意しておくことで、買主はスムーズに支払いを行えます。
□まとめ
マンション売却にあたって必要な書類を適切に準備し、それぞれの重要性を理解することが、成功への第一歩です。
この記事で解説した書類は、売却プロセスを安心して進めるための基礎となります。
書類の準備が整ったら、不動産会社との媒介契約から売買契約、最終的な引き渡しまでの流れをスムーズに進められますよ。
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