空き家になった実家の活用方法とは？売却もご検討を！

相続により突然保有することになった実家があるが、どのように活用すれば良いか分からずに空き家のまま放置している、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家の活用例や売却について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

空き家を放置することにより生じるリスクを避けるためには、上手な活用法を見つけなければなりません。
以下では、空き家になった実家の活用例をご紹介します。

・賃貸として貸し出す

実家の所有には固定資産税の支払いや維持費用などのコストがかかりますが、賃貸収入を得られればコスト負担の手助けとなるでしょう。
また、居住者が見つかり家賃収入を得られれば、実家の管理を不動産会社に依頼することも可能です。

・別荘として活用

実家の近くに海や山、レジャー施設があり、避暑地としても使える場合は、長期休暇の際に別荘として利用できるでしょう。
収益化はできませんが、実家を残しつつ自分たちで活用できるので賢明な方法と言えます。

・実家を解体して駐車場にする

実家の良い活用法が見つからない場合は、更地にして駐車場として使うことも可能です。
ただ、固定資産税の税額が実家があったときよりも上昇するケースもあるので注意しましょう。
 

賃貸需要や駐車場の需要がないエリアだと、上記のような活用法ができない場合もあります。
また、実家の劣化がひどい場合だと別荘としても使いにくいはずです。
では、実家の活用法が見つからない場合はどうすれば良いのでしょうか。

その場合、最も一般的な処分法として売却が挙げられます。

売却のメリットは、まとまった額のお金が手に入る点と、負担が軽くなる点でしょう。
まとまったお金が入ることで、投資に使ったり老後のための貯蓄にしたりと資金面に余裕が出てきます。
また、空き家の管理にかかる手間や固定資産税の支払いも不要になるので、経済的にも心理的にも、負担が軽くなるでしょう。

ただ、実家を売却するということはご両親と過ごした思い出あふれる実家が他人のものになることを意味します。
一度売却を決断してしまうとなかなか軌道修正がききにくいので、後悔が残らないかどうかをよく考えておきましょう。
 

今回は、空き家になった実家の活用方法について解説してきました。
可能な限り活用方法を探し、活用方法が見当たらない場合は売却や寄付をご検討ください。
また、空き家や相続物件のお悩みをお抱えの方は、ぜひ当社にご相談ください。