空き家が倒壊した場合の責任は誰が取る？賠償事例もご紹介！

本記事は、空き家を現在所有している方必見です。
今回は空き家を適切に管理せず倒壊してしまった場合の責任の所在や、倒壊を防ぐための空き家の管理方法をご紹介します。
賠償事例についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
自分が所有している空き家が倒壊してしまったときの責任を理解しリスクを回避しましょう。

空き家の管理を行わずに放置し、倒壊が起こってしまった場合の責任の所在は損害も含めて所有者が負う可能性が最も高いです。
倒壊によって近隣に被害をもたらし損害を負った場合、賠償は数千万から数億円にまでのぼるケースもあります。

それでは実際に空き家が倒壊してしまった場合の賠償事例をご紹介していきます。

まず一つ目が倒壊した空き家の解体費用です。
形状や広さによって異なりますが、解体費用の目安は木造建築で50坪程度の場合250万円前後になります。

また、近隣の建物にも被害を与えてしまった場合は建物に対する損害賠償費用だけでなく家財の損害に対する賠償責任も負わなければなりません。
修繕で済むか建て替えが必要か、損害具合によって費用は大幅に左右されます。
建て替えの場合には数千万円の損害が生じるケースもあります。

二つ目は空き家が倒壊した際に通行人に損害を与えてしまう場合です。
けがだけでなく、最悪の場合亡くなってしまうこともあるでしょう。
そのため、損害費用は数千万円から数億円となる可能性も十分に考えられます。
 

以上で紹介してきた損害賠償事例のような事態にならないためにも、ここで空き家の管理方法をしっかりと理解して行うように心がけましょう。

一つ目はこまめな換気です。
ドアや窓を閉め切っていると湿気がこもってしまい、カビが発生します。
また、カビやホコリが充満した空気が滞留すると室内の床や壁が傷んでしまいます。

二つ目は破損個所のチェックです。
定期的に念入りなチェックを行うことで傷んでいる部分を早期発見できます。
特に土台や屋根、外壁にヒビや割れ目がないか細かくチェックすると良いでしょう。

三つ目は蛇口の確認です。
ゴムパッキンが劣化することで水漏れを起こしていたり、水回りから異臭がしていたりしないか確認しましょう。
長い間使っていない水道管には古い水が溜まります。
そのため、悪臭やサビが発生してしまうので定期的に水を流すようにしましょう。
 

今回は空き家が倒壊した場合の損害賠償事例と倒壊を防ぐための空き家の管理方法をご紹介しました。
適切な管理を行って、損害賠償を負うような事態を回避しましょう。
広島で空き家の管理が行き届かずに困っている方は一度当社までご相談ください。
お客様に最適な選択ができるようにぜひお手伝いさせてください。