空き家の維持費の内訳と少しでも節約できる方法
2024/01/27
空き家を持ち続けることは、多くの人にとって経済的な負担となっているのではないでしょうか。
中には、その維持に関する不安や疑問を抱えている方々もいるでしょう。
今回は、空き家の維持費用の内訳と、それらを効率的に管理し節約する方法を見ていきます。
目次
□空き家の維持費はどれくらい?
1:固定資産税と都市計画税
空き家の維持には、まず固定資産税と都市計画税があります。
これらは土地や建物を所有しているだけで発生し、その計算方法は地域や物件によって変わってきます。
例えば、土地の評価額が1,500万円、建物が800万円の場合、固定資産税は約32.2万円です。
2:光熱水費と保険料
光熱水費も基本料金がかかり、それだけで年間数万円になることがあります。
また、不可欠となっている火災保険への加入は年間1万~5万円ほどの出費となります。
ほかの出費と比べれば多くはありませんが、忘れないようにしましょう。
3:メンテナンスと修繕費用
定期的なメンテナンスや修繕は、空き家の状態を保つためのものです。
これらの費用は状況に応じて大きく変動するため、日頃から気を配っておきましょう。
4:管理費用と交通費
空き家管理サービスを利用する場合、月あたり5,000~10,000円程度が一般的です。
また、空き家を訪問するための交通費も気にかけておきましょう。
5:不法投棄のゴミ処分費用
不法投棄されたゴミの処分には、追加の費用が発生することがあります。
これは、放置された空き家に特に注意しなければなりません。
□空き家の維持費を節約するには
空き家の維持費は不動産維持費としてはそこまで高額でないケースもありますが、それでも決して小さな金額ではありません。
節約できるのであれば節約したい、そんな方も多いはずです。
空き家の維持費を節約する方法をいくつか見ていきましょう。
1:賃貸に出す
空き家を賃貸物件として活用することで、家賃収入を得られます。
これにはリノベーションや入居者募集などの労力が必要ですが、維持費の一部を賄えます。
2:売却する
維持費の負担が大きい場合、売却を検討するのも一つの方法です。
空き家を売却した譲渡所得に特別控除が適用されるケースもあるため、調べてみましょう。
3:解体する
放置された空き家が近隣の問題や倒壊のリスクを高める場合、解体して更地にすることも選択肢の一つです。
解体費用はかかりますが、長期的な維持費を考えると合理的な選択となるかもしれませんね。
□まとめ
空き家の維持には多くの金額がかかります。
しかし、適切な管理と節約方法を知ることで経済的な負担を軽減し、空き家を活用できます。
この記事が空き家の維持に関する不安を解消し、対策を講じる一助となれば幸いです。
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