相続手続きの必要書類は?取得方法もご紹介!
2023/05/23
通常、はじめて遺産相続を経験する場合がほとんどですから、相続の必要書類についてもあまり馴染みがない方が多いでしょう。
そこで今回は、相続手続きの必要書類や取得方法について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□相続の必要書類は?
以下が必要書類の一覧です。
・戸籍謄本
・印鑑証明書
・不動産登記簿謄本
・固定資産評価証明書
・金融資産の残高証明書
場合によっては、遺産分割協議書や家庭裁判所発行の審判書が必要なケースもあります。
まず必要なのが、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本です。
出生時の戸籍と死亡時の戸籍の請求場所は異なることもありますが、いずれも収集していきます。
続いて、印鑑証明書です。
遺産相続の手続きは、相続人の実印と印鑑証明書により進行します。
印鑑証明書には3ヶ月や半年などの期限が設けられていますので、一度に何通も取得する必要はなく、2〜3通で十分でしょう。
印鑑登録がまだ済んでない場合は、早めに登録しておきましょう。
住民票についてですが、銀行手続きでは必要ありません。
不動産の相続登記を行う際、被相続人の住民票除票と不動産の取得者の住民票が必要になります。
たとえ家族であっても、本人以外が必要書類を取り寄せようとすると委任状の提出を求められることをご留意ください。
□戸籍謄本の取得方法について
戸籍謄本の請求先は、本籍地のある市区町村の役所です。
被相続人の本籍地が定かでない場合は、本籍地記載の住民票を取り寄せることで確認できます。
謄本の請求は、役所の窓口のほか、郵送でも可能です。
自治体の役所に直接出向く場合は、以下のようなものが必要です。
・戸籍証明等交付申請書
・印鑑(シャチハタ不可)
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
郵送の場合は、主に以下のものを封入して送付します。
・戸籍証明等交付申請書(役所のホームページからダウンロード可、押印して送付)
・本人確認書類の写し
・手数料分の定額小為替
・返信用封筒と切手
いずれにしても、代理人が請求する場合は委任状(役所のホームページからダウンロード可)と代理人の本人確認書類が必要です。
また、1通あたりの発行手数料は、戸籍謄本が450円、除籍謄本が750円となっています。
□まとめ
今回の記事では、相続手続きの必要書類や取得方法について解説してきました。
相続手続きには期限があるため、早めに必要書類を収集するようにしましょう。
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