実家の売却に片付けは必要？査定額に影響が出ます！

実家の売却を検討しているが片付けは必須なのか、と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
実は、高値での売却を実現するためには片付けは必須です。
そこで今回は、片付けの重要性や片付けを行う際のポイントについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

冒頭でも述べた通り、高値での売却には査定前の片付けが必須です。
以下では、片付けが重要である理由を2つ説明します。

1つ目は、室内にモノがあふれていると部屋が狭く感じるからです。
購入希望者のほとんどは購入前に物件の内見をしますが、その際に生活用具が置きっぱなしだと部屋が狭く感じ、物件に魅力を感じてもらいにくくなります。

ご自身が中古住宅の内見に行くのを想像してみてください。
売主が使っていたタンス、生活感あふれる日用品がそのままになっていると、新生活のイメージが湧きにくいですよね。
写真で見ても狭く感じやすいため、内見にもつながりにくくなります。

2つ目は、査定のときにマイナス評価になるからです。
中古住宅の購入者の中に、売主が使っていた家具を使いたがる人はあまりいません。
家具を置いたままでも査定をしてくれる会社はありますが、結局は不動産会社の手で不用品として処分されます。
査定の際に「不用品処分費用」を見積もられ、その分がマイナス評価になることもあります。
自分で片づけを行う方が費用が安く済むため、事前に片付けておく方がいいでしょう。
 

続いて、実際に片づけをする際のポイントをご紹介します。

・処分するものは共有しておく

個人の判断だけで処分するかどうかを決定してしまうと、トラブルに発展しがちです。
「個人的に残しておきたいものはないか」「処分にかかる費用はだれが負担するのか」などをあらかじめ確認しておくと、スムーズに片付けが進みます。

・片付けのスケジュールを立てておく

片付けを始める前に、片付けの具体的なスケジュールを立てておきましょう。
どの部屋の片づけをどの日に行うかを決めておくと、余裕を持って片付けができます。

行き当たりばったりで片づけてしまうと、「片付けは進んだけどゴミ出しの日までゴミを捨てられない」「回収業者とのスケジュールが合わない」といった事態になってしまいます。
やや面倒ではありますが、スケジューリングは大変重要です。
 

今回は、実家の売却前の片付けの重要性や片付けのポイントについて解説してきました。
本記事を参考に片付けを進め、高値での査定を目指してみてください。
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