皆さんこんにちは、6月末から7月のここ最近にかけて本格的な梅雨の大雨が降り続けていますが、弊社が管理している古い分譲マンションで先週の半ばから雨漏りが発生しました。雨が漏った部屋は賃借人のおばあさんの部屋で、そのおばあさんの部屋の1階上の部屋と2階上の部屋でも同じ様に雨が漏りました。

この分譲マンションは数年前に外壁等の修繕をしていたので、水漏れを起こす事はないだろうと思っていたのですが、大規模修繕履歴を見てみると問題となっている部屋タイプの外壁だけが修繕されていませんでした。その業者の言い分は、対象の部屋タイプの外壁と隣地のビルとの隙間が数10センチしかない為、大規模修繕で塗装をする事ができないというものでした。

確かに狭い空間ですので、塗装が不可能だというのにも納得させられてしまうのですが、今回はまさにこの外壁の塗膜防水が破られてしまったのですから、黙っている訳にもいきません。早速弊社の塗装工事担当会社に現況を見てもらった所、「外壁塗装は可能であるけれども、一部塗装できない箇所があります」との回答でした。片側２ｍ程度の塗装がどうしても出来ないのですが、それでも全く出来ないよりはまだマシです。

室内に水が溜まってお客様が住む事の出来ない物件という事だけはあってはなりませんので、これから具体的な対応策を区分所有者の皆様に提案して行く予定です。