建売住宅の売却を成功させるための基礎知識!売却を実現するために知っておきたいこと
2024/10/27
目次
建売住宅は、注文住宅に比べて、中古市場での需要が高く、売却しやすい傾向にあります。
その理由として、万人受けしやすい間取りやデザイン、価格の抑えやすさ、補修のしやすさ、敷地境界線のトラブルが少ない点が挙げられます。
そこで、この記事ではそんな建売住宅の売却について解説していきます。
□建売住宅は売却しやすいのか?
建売住宅は注文住宅に比べて、中古市場での需要が高く、売却しやすい傾向にあると言われています。
その理由を見ていきましょう。
1:万人受けしやすい間取りとデザイン
建売住宅は、多くの人のニーズに対応できるよう、標準的な間取りやデザインで設計されています。
そのため、注文住宅のように個性が強すぎて、市場での需要が限られてしまうという心配がありません。
2:価格の抑えやすさ
建売住宅は、複数棟を同時に建築することで、建築コストを抑えることが可能です。
そのため、注文住宅に比べて価格が抑えられ、購入しやすいというメリットがあります。
3:補修のしやすさ
建売住宅では、一般的に普及している建材や設備が使用されているため、補修や修繕がしやすいという特徴があります。
注文住宅では、特殊な素材や設備が使われている場合があり、補修に手間や費用がかかる場合もあります。
4:敷地境界線のトラブルが少ない
建売住宅は、不動産会社が販売することが多く、隣地との境界線が明確にされているケースが多いです。
そのため、境界線に関するトラブルが発生するリスクが低く、安心して売却できるというメリットがあります。
□建売住宅の売却を成功させるための6つのステップ
建売住宅の売却を成功させるためには、いくつかのステップを踏む必要があります。
それぞれのステップで注意すべきポイントを押さえ、スムーズに売却活動を進めていきましょう。
1:相場調査
まずは、建売住宅の相場を調査することが大切です。
売却する物件と似た条件の物件の売却価格を調べることで、自分の建売住宅のおおよその売却価格を把握することができます。
不動産情報サイトや不動産会社に問い合わせるなど、さまざまな方法で相場調査を行いましょう。
2:不動産査定
相場調査が終わったら、不動産会社に査定を依頼しましょう。
査定には、簡易査定と訪問査定の2種類があります。
簡易査定は、物件の情報をもとに、過去の取引データから査定額を算出する方法です。
手軽に依頼できますが、精度は高くありません。
訪問査定は、不動産会社が実際に物件に赴き、状態などを確認して査定額を算出する方法です。
精度は高いですが、時間がかかるのがデメリットです。
3:媒介契約
不動産会社に売却活動を依頼する場合、媒介契約を締結する必要があります。
媒介契約には、専任媒介、専属専任媒介、一般媒介の3種類があります。
専任媒介は、1つの不動産会社にのみ売却活動の委託をする契約です。
専属専任媒介は、専任媒介に加えて、売主自身でも売却活動を行うことができる契約です。
一般媒介は、複数の不動産会社に売却活動の委託をすることができる契約です。
4:売却活動
媒介契約を締結したら、不動産会社が売却活動を開始します。
売却活動には、物件情報の公開、内覧対応、売買交渉などが含まれます。
5:売買契約
売買交渉が成立したら、売買契約を締結します。
売買契約では、売買代金、引渡し時期、決済方法などを具体的に決定します。
6:決済・引渡し
売買契約が締結したら、残代金の決済と物件の引渡しを行います。
決済は、銀行などを通じて行われます。
□まとめ
建売住宅は、注文住宅に比べて、中古市場での需要が高く、売却しやすい傾向にあります。
売却を成功させるためには、相場調査、不動産査定、媒介契約、売却活動、売買契約、決済・引渡しの6つのステップをスムーズに進めることが大切です。
それぞれのステップで注意すべき点を理解し、安心して売却活動を進めましょう。
サンワコーポレーション株式会社の脇坂亮作です。
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