今日は、脇坂です。今日は私が住んでいる広島市南区東荒神町の町内会が主催する、大州雨水貯留地の見学会に行って来ました。この貯留地がどこにあるのかと言いますと、なんとマツダスタジアムの地下にあるのでした。東荒神町の町内会からは19名の参加者があり、皆さん元気に集合されていました。

見学は広島市水道局の主任さんが案内してくれましたが、マツダスタジアムの地下2階に下りたら巨大な空間があり、7,000トンの雨水・雑排水を貯める小さなダムの様な貯留池が2か所あります。それら合計14,000トン分の雨水・雑排水は浄化後1,000トンのまあまあきれいな水になり、300トンの手洗い・トイレに使える水になります。その後には実際に7,000トンの雨水・雑排水を貯める貯留地の中に入ってみましたが、懐中電灯がなければ真っ暗でだだっ広い空間ですので、少し不気味な感じがしました。

昨年の大規模な豪雨災害の時には、東荒神町周辺がかなり浸水しましたので、その時の事を聞くと、「ここの14,000トンを蓄えるエリアが満タンになってしまう程の豪雨でしたので、やむを得ず貯留地のバルブを閉じた」そうです。こんなに大きな貯留池をもってしても、昨年の豪雨災害級の雨が降ってしまうと、どうしようもないのですね。

私も今年から町内会の防災委員になりましたので、この様な災害に常に備えておく必要があります。町の不動産屋さんでもある弊社は、この町の災害エリアも十分に知っておかなければなりませんし、今回の見学会は非常に勉強になりました。

余談ですが、マツダスタジアム周辺を歩くとこの様な特別なマンホールにお目にかかりますよ。カープ坊やのカラーマンホールですが、カープがＶ７を達成した時とＶ８を達成した時にはそれぞれ特別に「カープＶ７マンホール」、「カープＶ８マンホール」が設置されました。それぞれマツダスタジアムの周辺を探したら見つかりますので、ご興味のある方はぜひ探してみて下さいね。